船井美佐先生による2年生ファインアート科 「造形演習」の授業です。
絵画について、古今東西の伝統的な様式から近現代までのあり方を比較しながら学ぶことで、現代のまだ見ぬ新しい絵画表現について考えるための手掛かりとする。 毎回、レクチャーの後に、実際の画材や技法を体験しドローイングや課題を制作する。 1、「絵の中」何をどう描くか? ものの捉え方や構図など、対象を2次元に表す方法の様々について。 2、「絵の表面」何を使って描くか? 絵具や絵肌、支持体など物質としての絵画のあり方の変化について。 3、「絵の外側」どのように展示するか?作品と人と空間の関係の多様性について。 最後にそれまでの授業の制作物で空間を構成し、各自インスタレーションとして発表する。