1年生「フレスコ画」

杉崎匡史先生による1年生「フレスコ画」の授業です。
 
古典技法としてのフレスコ画技法を模写を通して試みます。
物質が変化していく、その体験を目の当たりにしながら、実直に絵と向き合う時間に身をゆだね、その中で自身の展開に繋げられるのか考えて みます。

油彩画以前の一つの古典技法であるフレスコ画技法は、消石灰と砂を混ぜたもので漆喰壁を作り、その壁が乾き切らないうちに顔料を水のみで溶いて描ききるものです。
空気中の二酸化炭素と反応した石灰成分が顔料を閉じこめ、半永久的に壁画は色褪せることがありません。
壁や石灰といった素材の強さにおいては代え難いものがあり、光沢の無い自然な質感や、制約の中で必要とされる高い集中力、五感だけでなく身体を目一杯使って体感することなど、その中に潜む一つの可能性を探求します。