ファインアート科版画専攻2年大沼正昭先生の授業です。メゾチントは『黒の技法』とも言われるように、版の全面をベルソー等の道具で傷をつけ、黒くインクが残るようにしておき、それをスクレーパーやバニッシャーで削ったり、磨いたりして、白く描き起こしてゆく技法です。
光と影、黒から白までの諧調を版を通して考えます。テーマは自由です。版を通して黒から白までの諧調をあらためて考え、黒の魅力、白の魅力を味わいます。