ファインアート科絵画造形専攻2年高澤日美子先生の授業です。自己の制作を客観的に観る目を持つことを目的とします。芸術の長い歴史の中で、自分は今どこにいるのか、何を見ているのかを自覚的、意識的に自分に問う演習です。平易ながら明確に、言葉と作品で明示すことが要求されます。
自分の制作と関連づけるという視点により先行作家を二人選び、8号を5点制作。モチーフ、テーマ、描画方法など各自自由。講師との対話、クラス内での意見交換や文章理解などにより自分の制作を観察していく過程を大切にしながら、その作家と自分の作品とを関連づけて説明することが要求されます。
発表するという目標に向けて制作プロセスを立案、実行します。